れていないため、これらの摩耗が半端ではありません。さらに、普通のチェーンソーには土を排出する機能もないため、スプロケット周りやガイドバーのオイル注入口に土が詰まって高温になり、すぐにチェーンが伸びて作業がなかなか進みませんでした。
ですから、普通のチェーンソーに装着して使用する場合は、「根切り用むとひろソーチェーンは、少々の土が付いていても切れ味が落ちにくいソーチェーンであって、地面に突き刺して根を切る、いわゆる根切り用ではない」と認識して使用しないと作業が進まないだけでなく、チェーンソー本体に大きなダメージを与えてしまいます。
また、未使用状態では上刃の先端が鋭利になるまで目立てされていため、同じく超硬チップを溶接したSTIHLのピコデュロに比べて切れ味がかなり劣っています。こちらで21CT-68Eを2本、91CT-52Eを1本購入してみましたが、3本とも同じでした。使用する前に目立てをすることをお勧めします。
最後に、むとひろさんの超硬チップのソーチェーンは、STIHLのものと比べて種類が多く、STIHL以外のメーカーのチェーンソーに超硬チップのソーチェーンを装着できることは極めて魅力的だと思います。出荷前の目立てを改善して頂ければさらに魅力がアップするかと思いますので、ご検討下さい。